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手触りのあるデジタルで足元の世界をにぎやかにする
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手触りのあるデジタルで足元の世界をにぎやかにする

いま私が地域×NFTの道具作りに熱中する理由

6月29日に京都市内のクリエイティブラウンジ MTRL KYOTO で、表題のプレゼンテーションをさせていただきました。昨年から開発チームに加わっている Tales and Tokens の活動とその事例を通して、自分がなぜNFTの道具作りに熱中しているのかをお話しましたので、その音声をポッドキャストでお届けします。

Fab Meetup Kyoto vol.58 | MTRL by FabCafe - Innovation platform for materials and creators.

聴衆は30〜40人くらいいましたが、この中でNFTを一回でも扱ったことがある人は1名!。10000人を集めた IVS 2023 KYOTO / IVS CRYPTO の裏で、「ウォレット」「ガス代」「チェーン」「トランザクション」などの言葉すら使わない、NFTについてのプレゼンテーションをさせていただきました。

 

このプレゼンのための思考の整理と、プレゼン後に声をかけていただいた数人の方々との会話を通して自分が気づいたことがあります。

 

 

 

過去に当ニュースレターでも何度か「NFTの投機的な側面が性に合わない」「お金が目的ではないNFTの使い途を見つけたい」というスタンスを表明していたわけですが、プレゼンでは「NFTはサービスの運用コストから(ある程度)開放される」「NFTは最初からお金が回ることが原則の仕組みなので、身の丈にあった持続可能な小さなビジネスモデルを描きやすい」などの、経済的メリットの話をしていたという変化。

T&Tは道具でありそれを使って自由にプロジェクトをデザインできるのがT&Tの良さ(であり、万人にはまるわけではない点)なのですが、「お金がなくても回る仕組み」ではなく「少しのお金からパワフルに駆動する仕組み」が実現できれば、それはさぞかし楽しいだろうなあ。

と、IVSのとあるセッションで「NFT×次世代富裕層」というパワーワードを見て卒倒しながら考えたのでした。

 

5月に訪れた津軽こけし館。東北を中心に全国12系統の伝統こけし作品約4,000本を展示。

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